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日本の杉のChair KISARAGI
2021/05/07
日本は国土の約7割が森林です。
そのうち約4割が戦後の復興のために大量に植林された杉や檜です。
昭和39年の木材輸入自由化や、円高の進行による輸入材の増加によって
国産材の価格が低迷してしまい林業が衰退していってしまいました。
その結果、森林は荒廃し土砂災害や洪水、さらには花粉症などの健康被害も
深刻化してしまっています。
これらの問題を解決するために、まずは国産材を積極的に生活に取り入れていこうと
考えました。
杉は 『 クリプトメリアジャポニカ 』という 隠れた日本の財産 を意味する学名を持ち、
木目の美しさ、香りの良さ、優れた調湿機能から住宅や生活道具に使われきた木です。
しかし、やわらかく、強度面に不安があったため家具には不向きとされてきました。
その問題を飛騨高山の職人たちの手によって、解決させた家具がKISARAGIです。
やわらかい杉を蒸して圧縮し、硬くてしっかりとした家具を作り出せる技術を開発し
ました。
日本の杉の家具 KISARAGI
HOLM230 北館2F HIDA PARTNERS KISARAGI